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21歳 新卒採用

授産施設での経験をへて
支援の道へ

小学校の頃、同じクラスや上の学年に障害を持った子がおり、自分から話しかけに行ったりするなど、何となく興味を持っていました。大学では保育士の資格を取得しましたが、その際に授産施設(※1)へ実習に行く機会があり、あらためてそこで障害がある方と接したことで、具体的に障害分野の仕事に就くイメージを持つようになりました。

無表情だった利用者さんが
笑ってくれた

利用者さんのほとんどが言葉によるコミュニケーションが難しいので、最初のうちはお話を聞き取れず、先輩に代わって聞いてもらうこともありました。最近はすっかり慣れ、朝の時間に話しかけてくれたら「昨日休みだったの?」かなとか、お昼時であれば「ご飯の話だろう」とか、自分で想像して「こういう話で合ってる?」と聞くと頷いてもらえるので、そこからどんどん話が盛り上がることもあります。

グループホームの利用者さんで、一部のスタッフには笑顔を見せるのに、私には無表情の方がいらっしゃいました。私はどうしたら笑ってくれるのかなと悩みながら、とにかくそういう方だからこそ笑顔で接し続け、ようやく3ヶ月が経った頃に笑ってくれたんです。
うれしくなって先輩にそのことを伝えると、「私は本人じゃないから真意はわからないけれど、あなたが自分の支援をしてくれて、想いを汲み取ってくれるスタッフだと感じたんだと思う」と言ってもらえました。

先輩や上司には、何でも気軽に相談しています。上下関係も特に厳しくないですし、後輩だから先輩の言う通りにといった雰囲気もありません。逆に「困ったことない?」と先輩の方から声をかけてくださるので非常に働きやすいです。

一人でも多くの利用者さんと
関わっていきたい

今はまだ働いて1年ということもあり、土日は家でゆっくり体を休めることが多いです。元々運動部だったので、自分の体力を過信しているところがあり、利用者さんを一人で持ち上げようとして上手くいかず、腰を痛めてしまったこともありました。原則は二人一組での移動支援を行っています。また、先輩方も普段から運動して腰痛を予防されている方は多いです。

じゅらくのデイサービスで行う送迎は、家の前に着いて終わりではなく、ご自宅の中まで利用者さんを抱えて行くこともあります。そういった支援にまだ私が携われていない利用者さんも何名かいらっしゃるので、もっと体力と知識をつけて新たな介助や支援に取り組み、より多くの利用者さんと関わっていきたいです。

(※1)授産施設…身体上、精神上の理由または世帯の事情により就業能力の限られている者に対して支援を行う社会福祉施設

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